今日も朝5時30分起床。昨日と同じ流れで7時に出発。昨日が大変といっておきながら、今日も大変な気がする。とりあえず、キャンプ地から綺麗に上に向かって伸びている道(昨日確認済み)をひたすら登る。せっかく降りたのに。。インカトレイルの大変さは、激しいアップダウンとか。
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本日はインカ遺跡のオンパレード。だんだん慣れてきて、もうマチュピチュ見なくてもいいんじゃないか、という気持ちが頭をよぎる。(翌日、マチュピチュは別格だったことを知る)
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途中、ケチュア語で「パチャママ」と呼んでいる大地の神様に捧げための石を拾う。その石を山の頂上まで持っていくわけだが、我々、小さくまとまって米粒みたいな石を拾う。
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ブラジル人の姉さんはとても大きな石を拾っていた。登り坂で一番辛そうだったのに、イベントを楽しむブラジル人。器の違いを知る。
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昼食後のシエスタ。チームメンバーが寄ってたかって嫁さんを激写していた。
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高度が下がってくると、日本人好みの景色が広がってくる。屋久島以来、苔ファンになった僕は喜ぶ。
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本日も10時間ほどのトレッキングを終え、キャンプ地に無事到着。
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# by shingo20100620 | 2011-01-17 01:53 | ペルー編
2日目はインカトレイルで1番、大変と言われている日。朝5時30分起床。ポーターさん達がたたき起こしてくれる上に、熱々のコカ茶をテントまで持ってきてくれる。相変わらず、至れり尽くせり。

6時10分から朝食。後片付けも行わず、7時に出発。この日は、3000メートルのベースキャンプから一気に1200メートルを登りきる。

初日は、まあ一団となって進んだチームもこの日はばらばら。若者はどんどん山を登っていくのに対し、年長者は初めからきつそう。我々も年長者の部類に入るのだが、プライベートのポーターを雇うという飛び道具を使ったおかげで中盤をキープ。この日から、我々夫婦と全く同じ年齢構成のイギリス人カップルもポーターを雇うことになり、お互いニヤリとする。

休憩を挟みながら1歩1歩登っていく。やはり、この高度だと1歩登るだけで息が切れる。それでも何とか無事登頂。天気も何とかもった。頂上でひとしきり皆とはしゃいだ後は、下山。まだまだ終わらない。700メートル下のキャンプ地まで頑張らなければならない。

膝がとても悪い僕は下りがとても苦手。日本から持ってきている高級サポーターを巻いてもまだ心もとない。20歳前後の学生達は飛び跳ねるように階段を駆け下りていく。(君ら、10年後に泣くよ)と心の中で負け惜しみを呟きながら、1歩1歩慎重に下っていく。

午後4時30分頃、無事キャンプ地に到着。



自分達が歩いた道を振り返る。
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休憩中。皆、思い思いにくつろぐ。
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頂上から登ってきた道を振り返る。
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これから下る道。山のこちら側とあちら側では天気が全然、違う。
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ゴールは目の前。明日歩くであろう道が見えるけど、とりあえずは見ないことにする。
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キャンプ場から見た月がとてもきれいだった。
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# by shingo20100620 | 2011-01-16 01:07 | ペルー編
朝6時30分、クスコを出発する。完全に宿の人任せでツアー会社の名前すら知らない我々だったが、きれいなバスでちょっと安心する。走ること2時間弱、インカトレイル最前線の町、オリャンタイタンボに到着し最後の準備を整える。ここから更にバスで1時間弱、出発地点に到着する。我々のツアー参加者は何と45人。これだけの人数が果たして全員、マチュピチュを拝めるのだろうか。トレッキング中はこれを2つのチームに分けるようだ。我々のチーム構成はこんな感じ。

イギリス人・・・・3人
ポルトガル人・・・2人
ドイツ人・・・・・1人
オーストラリア人・1人
コロンビア人・・・1人
メキシコ人・・・・1人
アルゼンチン人・・5人
ブラジル人・・・・6人
日本人・・・・・・2人

何と、英語圏が少数派。ガイドの説明もたまにスペイン語だけだったりする。イギリス人の旅行者の1人が呆然としているのが印象的だった。アジアを旅していると、旅行者は欧米人ばかりで近隣諸国の旅行者など皆無だったが、南米では思いの他若者の行き来が多いようだ。

出発地点で寝袋、マットを受取り、ポーターに我々の荷物を預け(?)、準備完了。そうなのである。へたれな我々は、着替えや寝袋の入ったバックパックを運ぶために個人的にポーターを雇ったのである。極限状態を体験するためといいつつ、お金で解決する僕ら。

大所帯のチームは何事にも時間がかかる。結局11時過ぎにスタート。すぐに、パスポートコントロールがある。パスポートがないとインカトレイルに入れない。でも、パスポートにスタンプを押してもらえるのがちょっとうれしい。

軽装の我々は足取りがとても軽やか。スタスタ歩いているとポーターの人たちがありえない量の荷物を担いで我々を抜き去っていく。4日間続くのだが、ポーターの人たちは、我々の到着前にキャンプ地に到着してテントを立て食事の準備をする。我々が食事をした後は、片付け、トロトロ歩く我々を追い抜き、次の場所でまた用意して出迎える。我々はただただ歩けばよい。まさに大名行列である。まったくもって苦しゅうない。

実際、初日の感想は拍子抜けするほど楽だった。天気が崩れる直前の夕方5時ごろ、本日のテントサイトに到着。

道上はツーリストで一杯
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途中にはインカの遺跡もチラホラ。マチュピチュへの期待が高まる
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インカトレイルのほとんどの道はこのような石畳
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# by shingo20100620 | 2011-01-15 06:16 | ペルー編
マチュピチュへの道は大きく3つある。

1)列車で行く方法・・・所要3時間30分、安い車両だと片道USD41。
2)乗り合いバスと線路沿いを3時間歩いて行く方法・・・所要12時間、費用たったのUSD8。
3)インカトレイル・・・3泊4日、お値段は何とUSD320!!

値段もダントツ高く、時間もぶっちぎりのインカトレイル。我々は勢いで、3)をチョイスした。

一体何故 ???

全てはマチュピチュという世界有数の遺跡を見たときに、一番感動する精神状態を作り上げるためである。山を越え谷を越え、4日間の苦行(と数百ドルもの大金)をかけて自虐的トランス状態を作り上げる。その結果、目の前に現れるマチュピチュ。想像しただけで涎が。

しかし、インカトレイルは欧米人から絶大な人気を得ているらしく、ハイシーズンでは3ヶ月以上も前から予約しなくてはいけないトレッキングツアーらしい。(環境保護のため、1日のインカ道への入場者はポーター、ガイドを含めて500人と制限されている。)

インカトレイルの存在は他の旅人のブログから知っていたが、何せ人気のツアーである。予定を無視して1つの国(メキシコ)に3ヶ月も滞在してしまう我々からしてみれば、数ヶ月後に一体どこにいるかなんて知る由もなく、はなから諦めていたのであった。

そんな折、アレキパでコルカ谷トレッキングに参加したとき、同行のオーストラリア人カップルから「絶対参加すべきだよ。クスコでいくつか旅行会社にあたれば空きはあるはず」と猛烈にプッシュされたことで、諦めていた心に火が付き、クスコに着いた早々宿の人にツアーの空きの有無を確認した。1月11日にクスコに到着したのだが、何と奇跡的に13日に空きが2席あるという。何という幸運。しかし、ちょっと急すぎる。無理かなと思いつつ、他の空き日程を聞いてみる。

13日出発・・・2人空きあり
14日出発・・・2人空きあり
15日出発・・・3人空きあり
16日出発・・・2人空きあり

毎日空いているじゃないか、と思う。結局、自主トレ、準備等の時間を考慮に入れて、1月15日出発で申し込む。

しかし、申し込んだものの、実はインカトレイルがどれほどのものなのかあまり知らない。4200メートルの山越えで高山病に苦しみ、シャワーは浴びれず全身ベトベト、毎日朝から晩まで歩き続けマチュピチュに着くころには脱落者続出、とか色々と恐ろしい想像をしていた我々は大いにびびり、翌日から出発までの少ない時間で自主トレを開始する。しかし、自主トレの方法も「一度、極限まで身体をいじめるべきだ」という僕と「それで当日に疲れが残ったらよくない」という嫁さんの意見がぶつかり合い、あんまりうまくいかない。

なんやかんやで、当日を迎える。
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# by shingo20100620 | 2011-01-14 10:38 | ペルー編
コルカキャニオン、2泊3日のツアーに参加する。

内容は、①コンドルの観察、②1,200メートルほどの高低差のある峡谷の往復、③プール、④温泉、⑤ビュッフェ(?)。富士山のような山だと頂上が尖がっているため圧迫感を感じないが、コルカキャニオンは延々と峡谷が続くためもの凄く迫力がある。こんな谷を往復できるのか、と不安になる。

参加者は、我々2人とギリシア系オーストラリア人カップル、タスとエレナの4人。今回の旅でオーストラリアに行く予定のない我々は心の中で少しがっかりする。ガイドは、ジャッキー・チェン似のロックギタリスト、ぺぺ。

朝3時30分、ピックアップバスで最初の中継地点のチバイに向かう。3時間ほどで到着。我々はぐっすり眠っていたが、この時、標高4,100メートルの山を越えていた。今までの人生最高到達ポイント富士山頂上をあっさりと更新する。我々は前日に購入した高山病予防薬のおかげか気づかずに通り過ぎたが、タスとエレナは頭が痛くて目が覚めたようだ。

チバイで朝食を済ませて、コンドル観測地で有名な「クルス・デル・コンドル」に立ち寄る。もの凄い人。そして、雄大な景観。もし、コンドルが飛んでいても点くらいにしか見れないのではないか、と思う。行った人は「コンドル近くで見れたよー」とか言っていたけど本当じゃろか。
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コンドルの出現を期待するも40分間空しく時間が経過し、時間切れ。我々の目的はコンドルの鑑賞よりもトレッキングなのだ。トレッキングの出発地、カバナコンデに向かう。

準備も整い、いざ出発。ガイドのぺぺがトレッキングの極意を伝授する。自分のペース、自然を楽しむ、疲れたら休む。なんちゃってトレッカーの我々は大いに安心し、4人でおしゃべりしながら、写真もばしゃばしゃ撮りながら、のらりくらりと谷を下っていく。ぺぺも自分のペースでロックミュージックに身体を委ねて、どんどん降りていく。
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10時前に出発したのに、お昼を過ぎてもまだ谷底は先のほう。昼食は谷底を越えて1時間ほど登った村で取るとのこと。4時間ほどで着くと言ってたが、まだ谷底にすら着いていない。徐々に疲労も蓄積し、ご多分にもれずグループの雰囲気も悪くなる。ペペも「日が暮れちゃうから、お願い」とか前言撤回コメント。お腹ペコペコの午後4時頃、ようやく昼食ポイントに到着。おいしい食事にありつく上で、空腹に勝るものはない。その後1時間ほど歩いて、午後6時過ぎ無事宿泊地に到着。

次の日、朝は突き抜けるほどの青空。今の時期は雨季なので、朝はよい天気だが午後くずれるというパターンが多い。
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午前中は、せっかく登った谷をまた底に向かって下っていく。それでも、昨日は夕食後すぐ就寝して11時間ほど寝たおかげでみな元気。途中、峡谷唯一の診療所やインカ時代の生活を紹介する手作り博物館を訪ねる。地元の人達とツーリストがよい関係を築けているようで、峡谷に点在する村の雰囲気は良かった。恐らくガイドがよいのだろう。

谷底のオアシスで昼食、午睡を楽しんだ後は、最後の谷登り。2,100メートルの谷底から3,300メートルのカバナコンデの町まで一気に登る。嫁さんはガイドの必死の説得により、ラバに乗ることに。説得されたのは、財布を握る僕の方だったが。
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我々の荷物のうち不要なものは嫁さんに預け、3人で登山開始。1,200メートルを3時間で一気に駆け上る。標高が高いため、すぐに息切れしてしまう。おまけに雨が降ってきた。タスとエレナはTシャツとタンクトップで、僕もTシャツ1枚。ウィンドブレーカーは持ってきたのだが、間抜けなことに嫁さんに預けてしまっていた。我々は山を舐めすぎている。びしょびしょになりながら、「Keep going !!」とものすごいスピードで登っていく。止まったら風邪を引いてしまう。途中、ラバで猛追してきた嫁さんからウィンドブレーカーを受け取り、何とか体温の低下は防ぐ。それでも、吐く息は真っ白になるほど、あたりは冷え込んでいた。

最初は、苦しと思っていても徐々に何も考えなくなる。無心で目の前の1歩のみを考え始める。山登りでも自転車でも何でも、疲労を忘れ何も考えなくなる瞬間が好きだ。もの凄いスピードで先を行く2人に置いていかれ、日が暮れようとしたとき、突然、上り坂が終わった。

しかし、まだ町まで15分ほどの行程が残っている。全身びしょぬれのタスとエレナは限界寸前。宿についたとき、僕は取っておきの「We did it !!!」と叫んだが、エレナは「Oh my god !!!」と言った。

最終日は、リラックス日。温泉に浸かってビュッフェ食べて帰るだけ。コンドルを見れなかった僕は、カバナコンデにある取っておき観測ポイントでコンドル撮影に成功する。
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帰りのバスの中。諦めきれず外をぼんやり眺めていたら、なにやら大きい鳥が。バスを止め外に出るとコンドルが群れをなして飛んでいた。なんと優雅なことか。凧のように風に乗りながら旋回を繰り返す。

出発前日にダウンロードした「コンドルは飛んでいく」がぴったりな光景だった。
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# by shingo20100620 | 2011-01-11 06:14 | ペルー編