今日のメインはピラニア釣り。

でも、案の定というかやっぱり、釣れず。

昼食を取って、ルレナバケに戻る。

町に戻ると、蚊がいなかった。蚊のいないこっち側の世界はとても自由だった。

さて、今回のアマゾンツアー、アナコンダ捕まえられなかったし、ピラニア釣れなかったし、カピパラも見れなかったけど、これは雨季で時期が悪いからと納得していた。仕方がない。ジミーもそう言っていたし。

そう思っていたら、先日、他の旅人さんの日記で、ほぼ同時期なのにアナコンダ捕まえて、ピラニア釣って、カピパラ拝んでいるではないですか。

おのれ、ジミー!!

でもまあ、アナコンダやピラニアより、ルイスだな、と思う。
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# by shingo20100620 | 2011-02-04 01:39 | ボリビア編
今日のメインイベントはアナコンダの捕獲。

そもそも超危険なデスロードを通り、20時間超バスに乗ってまでここに来たかった一番の理由は、アナコンダを見たかったからだ。10年くらい前に放送された番組で、アナコンダを捕まえに行くという企画があった。もの凄く胡散臭い番組ではあったが、大蛇に巻きつかれる出演者の姿は僕の目に焼きつき、それ以来、アマゾンの奥地に潜むアナコンダに憧れるようになった。

午前10時、長靴を履いていざアナコンダの巣窟へ。ガイドのジミーが今日は短剣を携帯している。ちょっと緊張感が走る。ボートで走ること数十分、現場に到着する。
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なんとのどかな場所なことか。僕の記憶では、アナコンダは洞窟の中とか沼地の奥とかにいた気がするのだが、こんなところに果たして10メートルの大蛇がいるのだろうか。

大人の背丈くらいありそうな雑草を掻き分け、進んでいく。小さいルイスは大変そうだ。ここはガイドの腕の見せ所だろう。ジミーは我々を残してひとり草むらの中に入っていく。最初は彼を待っていたが、アナコンダに遭遇した瞬間のスリルを味わいたくて僕も草むらに入っていった。

しかし、そんな努力も空しくアナコンダは現れなかった。本当にこんなところにいるのか、という疑念を残して終了。真相は僕には分からない。

とぼとぼボートに戻りかけたところで、大蛇遭遇!!
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かと思ったら、ものすごくちっちゃな蛇だった。
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午後はアマゾン川で遊泳。ピラニアとワニがうようよいるこの川で安全な場所なんてあるものか、と思う。しかし、暑さとベタベタの蚊よけクリームを洗いたくて、川に飛び込む。樹木のエキスが濃厚な水で、半透明だけどこげ茶色をしている。舐めると、樹木臭い。それでも丁度良い温度でとても気持ちよかった。ここでもルイスと戯れる。

夕方は、今日も別のサンセットポイントへ行く。気持ちよくビールを飲んでいたが、ルイスがほっといてくれない。酔った身体で全力疾走の鬼ごっこ。これまでずっと3000メートルを超える高地にいて、しかもトレッキングとかで身体が鍛えられていたためか身体がとても軽い。欧米人の若者達がサッカーをしたり、ビール片手にサンセットを楽しんでいる隣で、我々日本人男子2人対ルイスの全力鬼ごっこが延々続く。ルイスの喜びようは尋常ではなく、ここでルイスのハートを奪ったことを確信する。
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夜、意を決して全身クリームを塗りたくってハンモックでゴロゴロする。心頭滅却すれば、蚊も寄り付かぬの心境である。夜のアマゾンは静かで気持ちよい。

とそこへ、いたずらジミーがニヤニヤしながら寄ってきた。「すぐそこにいるワニがお前のことを狙ってるよ」

「!!!」

よく見ると、岸近くの水辺に2つの光るものがじっとこちらを伺っている。全く動かない。背筋が凍った。

翌朝もまだ、いた。全くもって我慢強い。
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# by shingo20100620 | 2011-02-03 12:41 | ボリビア編
命を掛け(とは言いすぎだが)、バスに20時間揺られ(でも800円)、やっと来たルレナバケ。アマゾンツアーはブラジルでもペルーでもあるが、ボリビアがダントツ安いらしい。アマゾンの大自然を見て、ワニを見て、アナコンダ捕まえて(運がよければ)、ピラニア釣って(運がよければ)、カピパラ拝んで(運がよければ)、2泊3日でお値段何と4000円強。わざわざ労力をかけて行くのもうなずける。

午前8時30分、前日に申し込んだツアー会社のオフィスに集合。我々日本人4人、アルゼンチン人の女の子、イタリア人母・息子の7人チーム。このイタリア人の男の子、名前をルイスといい、齢6歳。いきなり、ツアー会社の待合室で僕のペットボトルを間違えて取ったところを冷静に指摘してしまい、泣きそうになる。あー、下手だなぁ俺、と反省。最悪の第一印象。しかし、彼なしに今回のツアーは語れない。
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ジープで3時間移動。道の悪さはボリビアの十八番、砂塵にまみれ髪の毛がつやゼロのスーパーマットになる。
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ルイスとは初対面最悪だったため、もう近づいてこないだろうと思っていたが、車の中で日本語講座が始まる。自分の目に付くもの全てについてこれは何?と聞いてくる。僕の顎のにきびまで聞いてきた。そのすさまじい好奇心に下を巻く。こうやって言葉を覚えるんだろうなぁ。6歳にしてイタリア語、英語、スペイン語がペラペラなのもうなずける。2歳の時にインドに行きお母さんの知らないところでヒンドゥー語を喋っていたらしい。まあ、ルイスもさることながら、2歳のわが子をインドに連れて行くお母さんの方が凄いといえば凄いが。。

とてもクレバーなルイス。アキコちゃんと仲良くなって、色々とちょっかいを出すようになったところをお母さんに「女性は大事に扱いなさい」と窘められた時には「男女平等でしょ?」と軽く切り返していた。(直前にお母さんが我々に男女間の差別の問題について熱く語っていた)
皆で「どんな娘がタイプ?」といじろうとすると、急に大人ぶって「僕はまだ恋をしたことがない」と涼しい顔で返してくる。
お母さんが「ルーリー」と言っているときは、好き勝手やっているが、「ルイス!!」と言われると即座にお母さんの元に戻る。大人をよく観察しているなぁ、と思う。
僕の顔で遊ぶ。ルイスによると、僕の鼻のてっぺんがメキシコシティーで、口がニューヨーク、髭が日本、額がイタリア、髪の毛がボリビアらしい。耳の穴は汚い国(el pais susio)インドらしい。2歳児にとってもインドは汚い国だったらしい。そして、眼球は第3世界(el tercer pais)と名づけられた。もの凄い想像力に、一体どんな教育をしたらこんな子供に育つのか、と思う。そんな大人顔負けのルイスだが、飴玉の袋を開けられなくて僕のところに持ってくる姿などは、たまらなくかわいい。

それにしても、6歳児にとってのアマゾン川はどんなものだろう。ものすごい刺激だろうなぁ、と思う。将来、子供の夏休みに僕だけ日本に残り、嫁さんと子供で「アマゾン行って来い!」と言える気がする。

船着場に到着。ここからはボートでアマゾン川を遡る。ここら辺から本格的に蚊が出没し始める。全身クリーム、洋服はスプレーという完全防備体制でも蚊は寄ってくる。耳の裏とか塗り忘れがあると、容赦ない。耳なし芳一の世界だ。
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アルゼンチン人の女の子は特に凄い。蚊は黒い服に群がる傾向があるらしく、洋服は白が定番となっているが、この子は黒のパンツ。黒いパンツだけが原因ではないだろうが、冗談抜きで100匹の蚊が彼女のズボンに群がっていた。血の成分も違うのだろう。彼女が食事時に野菜を全く食べず、肉とポテトばかり食べていたのも原因の一つかもしれない。野菜を食おうと思う。

船は動物鑑賞を兼ねながらゆっくり進んでいく。猿や鳥やワニなどの珍しい生き物に遭遇すると、そこにボートごと突っ込んでいく。しかしこれが厄介だ。たいてい動物は川岸の茂みにいるのだが、ここもやっぱり蚊天国。本当に半端ない。数百匹の蚊が一斉に襲ってくる。一同大パニック。ニヤニヤするガイドのジミー。この状況を楽しんでいるとしか思えない。
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蚊の襲撃を受ける一同
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ニヤニヤジミー、ガイドとしての実力は未知数
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「あ、ワニがいる」とか口走るようなら、次の瞬間、ジミーアタックが待ち構えている。蚊の恐ろしさを実感した1日だった。

夕方はサンセットを見に近くのバーへボートで向かう。なんか。おしゃれ。酒飲むと蚊が寄ってくるため、一瞬迷ったが、夕陽の綺麗さに負けてビール購入。アマゾンで飲むビールもやっぱりうまい。
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夜は9時に就寝。本当はハンモックに揺られながら星空鑑賞といきたいところだったが、夕食後、直ちに蚊帳に飛び込む。蚊ごときが俺様の行動を制約するとは。。。いや、ほんと蚊、怖いっす。
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# by shingo20100620 | 2011-02-02 09:57 | ボリビア編
アマゾン川ツアーに参加するためには避けて通れない道、デスロード。この道を通る20時間のバス移動を経てやっとツアーの拠点、ルレナバケにたどり着く。はずだ。。

地球の歩き方によると、デスロードと呼ばれるこのあたりの道は「年間約200人もの乗客が、谷底に転落し命を落としている。」らしい。本当か?しかし、「事故のほとんどは道が非常にぬかるむ雨季(11月~2月)に起こり、また、だいたいは大型バスやトラックなので、旅行会社の小さなバスで雨季を避けて行けば心配いらない。」となっている。

今日は1月30日、雨季真っ盛り。

我々の乗ったバス、50人乗りの普通の大型バス。。
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完全にアウトである。

しかし、「デスロードを通らない新しい道ができた」という出所不明の噂を耳にしていた我々は、まあ、大丈夫かと乗り込んだ。

すぐにこういう道が現れる。
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引き続いて絶望の瞬間が訪れる。こんな道で大型バスとご対面。
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ボリビアは右側通行なのに、何故かデスロードだけ左側通行という謎のルールがある。行きは左側がずっと崖なので、我々のバスは常に谷側。もちろん帰りは逆なのだがこの際、先のことはどうでもよろしい。
しかも我々の運転手はとても気弱で、対向車が来ると必ずにらみ合いに負けて後進を始める。僕は日本ではたいがい相手に道を譲る優良ドライバーだったが、ここはデスロード。この心優しいドライバーに殺意すら沸いてくる。デスロードで、大型バスで、谷側で、ぬかるんだ道を、誘導なしでバックってどういうことやい。

最後列に座っていた我々は「自分達の命は自分達で守るしかない。窓から後ろを見張り本当にやばい時は叫んで運転手に知らせよう。」と示し合わせる。しかし、僕とケンタ君は決して窓側の席に近づかなかった。想像力豊かな我々男子は、自分達が乗っているバスが落ちていく瞬間なんて見れたものではない。

案の定、気は弱くて道は相手に譲るくせに、ノールックの後進については驚くほどの度胸を見せる我がドライバーが、猛然と後進を始める。すぐに窓側にいたアキコちゃんが(楽しそうな)悲鳴を上げる。しかしバスは止まらない。そこから2-3メートルは進んだだろうか。気が付くと我々の座席は崖下200メートルの宙に浮いていた。どうやらバスの後輪はかなり前についているため、最後列の席は宙に浮いていても後輪はちゃんと地面についているようだ。(←ここら辺の検証について、僕はビビッて窓から外を見なかったので、アキコちゃんのレポートに基づいている。「あー、浮いてる~」という言葉が印象的だった。)

この恐怖は本物だ。まあ、楽しいっちゃあ楽しいが、それは今だから言えること。。今日のこのバス旅行に比べたら、昨日の自転車ツアーなんて安全お気楽なものだったなぁ、と思う。バスが谷に落ちかけた時の脱走経路まで妄想したのは、初めての経験だった。

デスロードを抜けた時には言い知れぬ疲労感に包まれていた。。
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# by shingo20100620 | 2011-01-31 05:36 | ボリビア編
デスロードツアーの後、ラパスに戻らずゴール地点のコロイコに宿泊。コロイコは、ラパスとアマゾンツアーのベースとなるルレナバケの間にある山あいの小さな町。1泊して翌日ルレナバケに向かう予定だったが、デスロードツアーで一緒だったケンタ君、アキコちゃんと意気投合してそのまま連泊。彼らが計画していたコロイコ近郊のピクニックにも乗っかる。

トレッキングというと仰々しい感じがするが、今日はピクニック。朝もだらだら、昼前にそろそろ行くかという感じで紙ぺら1枚の手書きの地図、水、お菓子、果物、パンを用意していざ出発。治安が良いとふらふらと歩けるのでうれしい。

昨日のデスロードツアーの出発地点は吹雪の中のゲレンデのようだったが、ここは夏休みの日本の田舎のようだ。さんさんと照りつける太陽がまぶしい。昔はよくおばあちゃん家の裏山にお菓子を持って探検に行ったなぁ、と思い出す。

自然の中は歩くだけで色々な発見がある。鳥の巣と思われる木の枝からぶら下がっている変な塊、蟻の巣を荒らす楽しみ、マンゴーやバナナ、コーヒーの木(?)の実がどのように生っているのか知らなかった。たった200円か300円程度で思いっきり遊べた今日は昔を思い出したようで楽しかった。

しかし酸っぱい柑橘系の実を見つけたときに、「これはビールに入れよう!」となったのは大人だけの発想。


日本の夏
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鳥の巣?
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# by shingo20100620 | 2011-01-30 05:03 | ボリビア編