カテゴリ:ボリビア編( 13 )

デスロードツアーの後、ラパスに戻らずゴール地点のコロイコに宿泊。コロイコは、ラパスとアマゾンツアーのベースとなるルレナバケの間にある山あいの小さな町。1泊して翌日ルレナバケに向かう予定だったが、デスロードツアーで一緒だったケンタ君、アキコちゃんと意気投合してそのまま連泊。彼らが計画していたコロイコ近郊のピクニックにも乗っかる。

トレッキングというと仰々しい感じがするが、今日はピクニック。朝もだらだら、昼前にそろそろ行くかという感じで紙ぺら1枚の手書きの地図、水、お菓子、果物、パンを用意していざ出発。治安が良いとふらふらと歩けるのでうれしい。

昨日のデスロードツアーの出発地点は吹雪の中のゲレンデのようだったが、ここは夏休みの日本の田舎のようだ。さんさんと照りつける太陽がまぶしい。昔はよくおばあちゃん家の裏山にお菓子を持って探検に行ったなぁ、と思い出す。

自然の中は歩くだけで色々な発見がある。鳥の巣と思われる木の枝からぶら下がっている変な塊、蟻の巣を荒らす楽しみ、マンゴーやバナナ、コーヒーの木(?)の実がどのように生っているのか知らなかった。たった200円か300円程度で思いっきり遊べた今日は昔を思い出したようで楽しかった。

しかし酸っぱい柑橘系の実を見つけたときに、「これはビールに入れよう!」となったのは大人だけの発想。


日本の夏
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鳥の巣?
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by shingo20100620 | 2011-01-30 05:03 | ボリビア編
ラパスで有名なツアーの1つ、デスロード自転車ツアーなるものに参加する。何という名前だ。スタート地点は標高4800メートルでそこから1200メートル地点まで3600メートルの高低差を一気に駆け下りる。上り坂はほぼ無し。ほとんど富士山の山頂から海岸までチャリで下るというものだ。世界はスケールがでかい。

自転車は性能によって値段が変わるらしく、僕は1番安いタイプ、嫁さんは下から2番目のタイプをチョイスする。いくらボリビアといえども、ブレーキくらいは効くだろう。

スタート地点に到着。標高4800メートルは自転車で行く場所ではないと思う。運動するからと軽装でいったが、そこは一面、銀世界。ものすごく寒い。出発前に自転車の説明を受ける。「左が前輪のブレーキで右が後輪で、止まるときは80%は後ろで、20%は前・・・」と人生初の運転レクチャーを受ける。何てことはないのだが、改めて説明されると飛行機の操縦方法かというほど難しく感じる。
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デスロードという名のとおり過去に多くの人が崖から落ちているらしく、道々に沢山の十字架があった。道幅もあり、まさか自転車運転中の落下はないだろうと思うのだが、この十字架の犠牲者は後ろから車やバスが来たときに端によけてそのまま落ちてしまったものだという説明を受ける。確かに草木に覆われて一見何かありそうにも見えるが、実際は200メートルの崖だったりする。とても怖い。それでも、銀世界からジャングルまでの景色の移り変わりはとても綺麗だった。
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ほとんどペダルをこがず、ひたすら5時間以上下り続けた。ブレーキのかけすぎで、手のひらの真ん中に痣ができた。昔、自転車で東京から秋田まで旅したとき、上り坂の苦労のあとの下り坂がとても嬉しかったのだが、このツアーはただただ下りのみ。贅沢すぎて、ずっと続く坂道をもったいなく感じてしまった。
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by shingo20100620 | 2011-01-28 08:36 | ボリビア編
旅をしていると、色々な宿に出会う。
安い宿・高い宿。綺麗な宿・汚い宿。広い宿・狭い宿。明るい宿・暗い宿。おしゃれな宿・味気ない宿。居心地のよい宿・悪い宿。感じのよい宿・悪い宿。

今回は、印象に残ったボリビアの3つの宿。1つ目はボリビア入国直後のコパカバーナの安宿「Hostal Florencia」。道中よい噂ばかり聞いていたので向かってみたのだが、何より驚いたのは原因不明の日本人限定・溢れんばかりのホスピタリティ精神。

まず、初対面なのに満面の笑み。先着した欧米人バックパッカー2人組へのぞんざいな対応から一変、無条件肯定のオーラが漂っている。そして日本人であることを告げると、もう一抱きかかえんばかりの勢いで長距離移動直後の僕たちを迎えてくれた。一体、我々が何をしたというのだ。丁度、親戚のおばちゃんに会いに行ったときに、血の繋がりというだけで無条件に迎えられるという感じに似ている。

旅をしていると、時々びっくりするくらいの日本大好き外国人と出会うのだが、ここのお母さんは特に凄い。本業の宿泊費も日本人だけ何故か特別プライス。他の国の人々は1泊20ボリ(260円)なのに、日本人は15ボリ(195円)。キッチンを使えるかと聞いてみると、自分達の料理もそっちのけで「好きなだけ使いなさい」と言ってくる。さらに「具は何も入れないの?この卵を入れなさい」と卵までくれる。一番良い部屋をあてがってくれる。建物の中で出会う度に満面の笑み。

結局滞在3日間、大好き光線を受け続けながら過ごした。先人達が何をしたのか知らないがもの凄い日本人贔屓である。何故この人は日本人だけに対してこれほどの好意を抱いているのか、という興味が湧いたが、なんだか圧倒されてしまい結局聞けずじまい。

出発の日に、みんなで写真を撮って、嫁さんは折り紙をプレゼントして別れた。

2つ目の宿は、同じコパカバーナの超おしゃれ宿、「LAS OLAS」。同宿の旅人の方が丘の上に建っているところをたまたま見つけた高級コテージだけど、1泊38ドル。物価が激安なボリビアだけあって、我々にとってもたまの贅沢という名目で許容範囲な値段設定だ。ドイツ人の建築家が建てて、その息子さんが管理人をしていた。足の指先まで気を配って作ったような部屋で、造り手の遊び心が充分に伝わってきた。生涯泊まった宿でも5本の指に入る良い宿だった。興味のある方はこちら

ティティカカ湖に面したガラス張りの明るい部屋
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暖炉
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部屋の中のハンモック
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庭のハンモック
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ティティカカ湖を一望
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3つ目の宿は、ラパスのいわく付きの宿「Hostal El Solario」
泥棒が頻繁に入ったり強盗がきたりということで有名らしい大変な宿だけど、それよりもびっくりなのは従業員たちの日本人(東洋人?)大嫌いな雰囲気。日本人ということだけで対応がもの凄く悪くなる。話しかけても大体が露骨に無視されてしまう。コパカバーナの宿から連続していただけに、180度正反対の対応に逆に思わず笑ってしまった。

宿も色々である。
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by shingo20100620 | 2011-01-23 05:37 | ボリビア編