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インカトレイル~その2(1日目)

朝6時30分、クスコを出発する。完全に宿の人任せでツアー会社の名前すら知らない我々だったが、きれいなバスでちょっと安心する。走ること2時間弱、インカトレイル最前線の町、オリャンタイタンボに到着し最後の準備を整える。ここから更にバスで1時間弱、出発地点に到着する。我々のツアー参加者は何と45人。これだけの人数が果たして全員、マチュピチュを拝めるのだろうか。トレッキング中はこれを2つのチームに分けるようだ。我々のチーム構成はこんな感じ。

イギリス人・・・・3人
ポルトガル人・・・2人
ドイツ人・・・・・1人
オーストラリア人・1人
コロンビア人・・・1人
メキシコ人・・・・1人
アルゼンチン人・・5人
ブラジル人・・・・6人
日本人・・・・・・2人

何と、英語圏が少数派。ガイドの説明もたまにスペイン語だけだったりする。イギリス人の旅行者の1人が呆然としているのが印象的だった。アジアを旅していると、旅行者は欧米人ばかりで近隣諸国の旅行者など皆無だったが、南米では思いの他若者の行き来が多いようだ。

出発地点で寝袋、マットを受取り、ポーターに我々の荷物を預け(?)、準備完了。そうなのである。へたれな我々は、着替えや寝袋の入ったバックパックを運ぶために個人的にポーターを雇ったのである。極限状態を体験するためといいつつ、お金で解決する僕ら。

大所帯のチームは何事にも時間がかかる。結局11時過ぎにスタート。すぐに、パスポートコントロールがある。パスポートがないとインカトレイルに入れない。でも、パスポートにスタンプを押してもらえるのがちょっとうれしい。

軽装の我々は足取りがとても軽やか。スタスタ歩いているとポーターの人たちがありえない量の荷物を担いで我々を抜き去っていく。4日間続くのだが、ポーターの人たちは、我々の到着前にキャンプ地に到着してテントを立て食事の準備をする。我々が食事をした後は、片付け、トロトロ歩く我々を追い抜き、次の場所でまた用意して出迎える。我々はただただ歩けばよい。まさに大名行列である。まったくもって苦しゅうない。

実際、初日の感想は拍子抜けするほど楽だった。天気が崩れる直前の夕方5時ごろ、本日のテントサイトに到着。

道上はツーリストで一杯
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途中にはインカの遺跡もチラホラ。マチュピチュへの期待が高まる
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インカトレイルのほとんどの道はこのような石畳
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by shingo20100620 | 2011-01-15 06:16 | ペルー編