テキーラ工場見学

ここは、グアダラハラ。

朝9時30分、ピックアップバスが宿に来る。今日は、旅に出て初めてのツアー体験。テキーラの本場、テキーラへ向かう。前日に市内でテキーラのミニボトルを買って予習をした。テキーラを飲むのは、ほぼ、初めてと言ってよい。

以前、嫁さんと2人でサントリーの山崎工場へ行って、はしゃいだ経験がある。この時も、別にウイスキーが好きでも何でもなかったのだが、製造過程を知るとそのお酒への愛着が沸くということを知った。そういえば、この時も前日にホテルのバーで一杯6,000円もするウイスキーを、きゃっきゃ言いながら飲んだ。今回のテキーラのミニボトルも大枚をはたいたつもりだったが、500円くらいだった。

テキーラは、アガベという見た目がアロエとサボテンの中間みたいな植物の根っこの塊を燻して、絞って、醗酵させて、蒸留させてできるという。ウイスキーと似ているな、と独り知ったかぶる。

ツアーでは2つの工場を訪れるようだ。1つは家族経営的な小さな工場で、もう1つは創業250年を超える一大ブランド、ホセ・クエルボ(Jose Cuervo)の工場。嫁さんは目を輝かせて喜んでいたが、僕は当然、知らず。

1つ目の工場は小さな工場らしく、実に自由。写真も撮り放題、お酒も飲み放題、トウモロコシ食べ放題、アガベ切り放題で実に楽しめた。テキーラツアーに参加する人は、当たり前だがお酒が大好きである。みんな、よく飲む。ガイドのお姉さんが、テキーラ礼賛の乾杯の音頭をとって、皆で一気というのを繰り返す。

移動中のバスでは、恐らく我々が一番酔っ払っていた。しかし、あんなに盛り上がっていたのに、その後のバスの中はとても静かだった。

ところで、1つ目の工場ですっかり酔っ払った我々は、すっかりテキーラのファンに。嫁さんが、「てきらんちゅ」というテキーラを沖縄で造ったら売れるのでは?と提案したところから、「てきらんちゅ」プロジェクトが発足する。
1)3年くらいテキーラ工場で修行を積む。2)アガベの苗を日本に持ち込む。3)沖縄で土地購入し、設備投資する。4)酒製造の許認可を受ける。
しかし、アガベの苗は検疫で引っかかるだろう、ということでアガベの種を持ち込むことにする。しかし、テキーラに使えるアガベは生後8年目のアガベだけということを後で知る。そんなには待てない。しかも、そもそもアガベは沖縄で育つのか、という最大のネックにぶち当たる。何たって、アガベの存在を今日知ったのだ。沖縄で育つかなんて見当もつかない。色々な問題に頭を抱えるが、酒の酔いが醒めると共に、プロジェクト熱も冷めてくる。

2つ目は世界のホセ・クエルボ(Jose Cuervo)。実に洗練されていて、ガイドの担当者も流暢な英語で説明してくれる。しかし、製造工程は撮影禁止。まさか、我々の野望を嗅ぎ取ったのか、2人とも撮影しようとした寸前のところで止められた。もちろん悪気はない。最後に洗練されたフローズンマルガリータを振舞われて終了。当然、飲み放題ではなく、テキーラ礼賛コールもなし。

何はともあれ、1日で、立派なテキーラファンになって家路に着く。
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by shingo20100620 | 2010-10-05 05:52 | メキシコ編