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スペイン語学校

全くもってざっくりした予定ではあるが、1年程度は中南米にいようと思っている。色々と理由はあるのだが、恐らく一番の理由はスペイン語だと思う。中南米では、ブラジルを除きほとんど全ての国でスペイン語が話されている。だとすれば、スペイン語を話せば、この膨大な地域の全ての人々とコミュニケーションが取れるのではないか!なんてお得な言語なんだ、と勝手に盛り上がった結果である。(嫁さんも、まあ、同意してくれている。)

というわけで、スペイン語学校に行くことにする。ここアンティグアは語学学校で街が成り立っているといっていいほど学校が乱立しており、世界中からスペイン語を習いたい人々が集まってくる。そして、これがまた驚くほど安い。

そんな中、宿の情報ノートで見つけたとんでもなく安い語学学校をチョイスする。なんと、1日4時間、週5回、マンツーマンでなんと45ドル。しかも2週間以上通うと更に5ドルのディスカウントがある。1時間たったの2ドル!それなのに、この値段でも内容は驚くほど濃い。

というわけで、しばらくは観光も何もそっちのけで、語学漬けの日々を送ることとする。だって、スペイン語をマスターすれば、旅が100倍面白くなるのだもの。(あと、半月ほど遅れてやってくる嫁さんから観光とかは禁止されているという理由もある)

スペイン語初心者の僕に対し、半年以上かけて中南米を上がってきた旅人のお兄さんからアドバイスを頂いた。「旅人に必要なのは現在形なんだよ。今どこに行きたい、何が食べたい、何が欲しいとか。過去は思い出であり余裕が出てきたときのスパイスみたいなものであり、未来なんて何が起こるか分からない。だからまずは現在形だ。」なるほど。
by shingo20100620 | 2010-07-02 14:09 | グァテマラ編